個人の偏った価値観に基づいた主観的印象にすぎないことだけれども、
これは書かずにおれぬ!
と思ってしまったので書くんですが、まあ備忘録的な、自分の思考の記録的なものです。
現在、HONDAのスーパーカブ50

とDAIHATSUのコペンセロSという、

とてもエコでコンパクトな乗り物に乗っています。
これの前には三菱ランサーエボリューション10に乗っていたので、300馬力の超早い車から
したら貧弱な事この上ない乗り物たちです。

しかし車体が軽く地面にも近いため、公道上の挙動においてはほとんど違和感なく
運用できている次第です。
むしろ2トン近くあったランエボ10よりも、3馬力足らずのスーパーカブ50や
64馬力のコペン セロSのほうがエンジンの挙動を直に感じられて、加速感や乗っている時の
爽快感は上回るのでは、と思うほどです。


元々、そこまで速い車に強い憧れはなく、ただ車好きのはしくれとして一度くらいは名車と
されるランエボにのってみたいなあ、くらいには思っていました。
そしてその願いはかなえられ、思っていた通りの結果でした。
確かに絶対的な速度は速いが、それは競技において求められる速さであって、日本の公道、
すなわち最高でも120km/h、多くは40〜50km/hでしか走ることができない道ではただの
重たい、鈍足車になりさがってしまうのでした(おまけに燃料もガブガブ飲み込む)。
そんな日本の公道を使って各地の峠や温泉地を訪れるのが楽しみな私にとって、
世界で戦い鍛え上げられたランサーエボリューションという怪物は、手に余る乗り物でした。
日本の公道上で交通法規を守りつつドライビングプレジャーを感じるには、
まさに軽自動車規格のオープンカーが打ってつけである、そう結論づけるに至りました。
ここで軽自動車規格のオープンカーであるコペンセロSのメリットを列挙してみます。
- 軽い
- ボタン一つで屋根が自動開閉
- トランクに荷物積める(タイヤも積める)
- 部品が安い
- 燃費がよい(20〜23km/Lの実績)
- 小回りが利く、狭路も余裕
- かわいい、駐車場ですぐ見つかる
- シートヒーターが露天風呂気分
- 外装が樹脂のため気を使わない
- 燃料がレギュラー仕様で経済的
- 洗車・掃除が楽(ドア2枚しかない、ブレーキダストない)
ぱっと思いつくだけでこれだけあります。
これは私が個人的にこの車に思い入れがあるからかもしれません。
一方で不便だな、と思うところももちろんあります。
- 狭い
- 給油口が低い
- 小さいので煽られる、交差点で割り込まれる
- 中をじろじろみられる
- 荷物があまりつめない
- 高速道路がツラい
- 対向車のライトが全部眩しい(シート高が低い)
- 乗り降りがツラい(低くて狭いから)
- 悪目立ちする
- 頭が天井につく、信号が見えない
どんな車でもいいところ、悪いところはあります。
しかしこのコペンという車については、短所を受け入れても有り余るだけの
大きな喜びがもたらされます。
これはコペン乗りだからこそわかるものかもしれません。
興味はあるけどなかなか踏み出せないっていう気持ちもわかります。
私だって悩みました。
しかし走りの質の高さや絶対的なスピード、そう言うものを求めているわけではなく、
運転の楽しさを追求するならコペン一択です。
「運転していて楽しい」と「省エネ、省コスト」「荷物が積める」を両立するからこそ、
遊び車としての二台目、三台目の車候補として提案できるものだと思います。
さて、ランエボから乗り換えたということでコペンのお話が続きましたが、
もう一台のスーパーカブ50についてもお話ししします。
この機体は最新モデルのカブ、照明はLED、エンジンも極限まで高効率化されています。
50ccだからこそ、その非力なエンジンだからこその、パワーを振り絞って走る健気さに
惹かれるというもの。
おまけに実燃費も80km/L以上という驚異的な数値を叩き出しております。
速度制限30km/h、二段階右折、二人乗り禁止などの制限はあれど、機械単体としての魅力は
スーパーカブ50に勝るものはないでしょう。
もはや伝説的でもある、「サラダ油でもごま油でも走る」ほどの頑強さ、とにかく壊れずに
動き続けるその機構には、メカフェチにはたまらない実績です。
スーパーカブシリーズの中でも最も非力で高効率なモデルですが、そんな省出力だからこそ、
技術者が極限まで効率を求め、実用に耐えうるレベルまで鍛え上げているのです。
これは私がランエボに惹かれた理由と共通点があり、ランエボは世界で戦うため軽い車体に
高出力のエンジンを載せた「エボリューション」という形で進化してきたモデルです。
そこには技術的に最高レベルのものを惜しみなく投入し、とにかく世界一の効率、どんな過酷
な環境でも走り抜く頑強さ、この二つを追求している車だったのです。
スーパーカブ50はすでに半世紀以上もその形を変えず、しかし耐えずモデルチェンジを
繰り返し、どんどん効率的になってきました。
初登場時からその外形が大きく変わっていないという、まさに完成された形。
それにもかかわらず中身は年月と共に洗練され、いまやカタログ値で105km/Lもの高燃費を
実現しています。
これは驚異としかいいようがありません。
正直なところ、幹線道路をスーパーカブ50で走っているともう少しパワーがほしいとか、
白い50ccのナンバーではなくて黄色(50〜90cc)やピンク(91〜125)のナンバーが
ついたスーパーカブに乗りたい…と思うことはあります。
それは実用上しかたのないことです。
しかしあえて50ccに乗っている、ということは、そ川口ナンバーの50ccスーパーカブで
秘境の温泉地にいるとか、ただ遠出をするだけでおかしなことをしている人だと思われる
メリットも生まれるのです。
ある程度50ccで楽しんだらきっと上位のモデルに乗りたくもなるのでしょうが、そしたら
免許を取りに行き、排気量の大きな二輪車にも乗るようになるのでしょう。
ただし「原付」の範疇にあるものになるでしょう。
なぜなら原付の一種または二種であることが、小排気量の乗り物を味わい尽くすと同時に、
自然や季節の移り変わりをじっくり感じながら走ることのできるベストな大きさであるはず
だからです。
そんなわけでね、日本の道路って制限速度が低めだったり道幅がせまかったりカーブウネウネが多かったりするので、大排気量のデカイ車ではオーバースペックなところがあるんです。
なんでこんなことを書くかって言うと、コペンに乗り換えた途端に周りの車どもが幅寄せやら
車間詰めなどの煽り行為をしてくるからなんだな。
私も制限速度を守っているから仕方がない(?)んだけど、右直交差点で明らかに曲がれないだろうっていうタイミングで輸入車や羽生えた車が飛び出してくるのでもうね、余計にソロリ
ソロリと走ってしまうのですよ。
ああこわい。
いま流行りのSUVとか、そういうのを作ってなかったメーカーまで作っているんですが、
そう言う車って大きくて、乗ってみると頑丈に守られている感がとてもあるんですよね。
そんなわけで女子受けもよいようです。
そんな車からみたら、アラフォーのキモいオッさんが1人で乗っている、黄色くてカワイイ
コペンとか、もうその辺のアリンコの感じなんです。
だから突っ込んでくるんです。
ぶつかってもアリンコ踏み潰すくらいの感覚。ああこわいこわい。
あと同じ軽でも黒いハイトワゴン。オシリが凹んでたり黒いカーテンついてたり足元が紫に光っているやつ、後ろの窓に「A」とかDADとかのシール貼ってる車。
軽なのにこう、なんかね、アレです。
もう気にしないことにした。
私は制限速度を守って、サクッと追い越してくれるのを待つのみ。
原付乗っている時と同じ。
端に寄って追い越してもらうのを待つ感じ。
たまにわざとついて来て煽ったりする変なのもいるけれど。そういうのはしかたないんです。
ランエボのときは制限速度守ってても遠くにいた黒いハイトワゴンや怖そうな輸入車も、
コペンになった途端にグイグイ煽ってくるし右折で突っ込んでくるし、自転車は信号無視して
突っ込んでくるしでそのギャップがとても刺激的でしたって話。
これが1年後とかにどう感覚が変わってくるのか楽しみよね。
それにしても視点が変わると見える景色も新鮮ですね!
ランエボファンには申し訳ないけれど、私はランエボ(2,000cc、300馬力)を売り払って
コペンセロS(660cc、64馬力)とスーパーカブ50(50cc、3.7馬力)に買い換えて、
本当に良かったと思っています。
合計しても710cc、67馬力にしかならないけれど、運転する時の喜びと経済性を比べたら、
周りからもは舐められるでしょうけど、独自の世界を生きている感がたまらんのです。


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